●操作方法
・ ファイルはLZH形式で圧縮されています。
・ 解凍後にaccdbファイルが1つ作成されます。
・ このファイルをダブルクリックして起動して下さい。(単独で動作します)
●accdbファイルの内容
・ メールユーザ(テーブル)……利用するメールアカウントの情報を保存します。
※ 以下のように設定して下さい。
メールアドレス
POP3サーバ
ユーザ
パスワード
SMTPサーバ
リターン ← 受信時にサーバなどから通知されるメッセージが設定されます。
受信要求 ← 0(受信しない)または-1(受信する)を設定して下さい。
仮受信 ← -1(メールをサーバから消さない)または0(消す)を設定して下さい。
※ 複数レコードを格納できます。
複数レコードを格納すると複数ユーザのメールを受信できます。
・ 受信メールW(テーブル)……受信したメールはこのテーブルに保存されます。
・ 受信メール添付W(テーブル)……受信したメールに添付ファイルがあった場合、
このテーブルに保存されます。
・ 送信メールW(テーブル)……送信するメールの内容をこのテーブルに設定します。
※ 以下のように設定して下さい。
メール番号 ← 送信するメールに任意の番号を指定して下さい。
宛先アドレス ← 宛先のメールアドレス
CCアドレス ← CCのメールアドレス
BCCアドレス ← BCCのメールアドレス
差出人アドレス ← 差出人のメールアドレス
件名 ← メールの件名
宛先名 ← メールの宛先名(本文の先頭の位置に表示されます。)
本文 ← メールの本文
署名 ← メールの署名(本文の末尾の位置に表示されます。)
リターン ← メール送信時にサーバなどから通知されるメッセージが設定されます。
※ 複数レコードを格納できます。
複数レコードを格納すると複数件のメールを一度に送信できます。
・ 送信メール添付W(テーブル)……送信するメールに添付ファイルがある場合、
このテーブルに保存して下さい。
※ 以下のように設定して下さい。
メール番号 ← 送信メールW(テーブル)のメール番号と同じ値を指定して下さい。
添付ファイル番号 ← 添付ファイルの連番
添付ファイル名 ← 添付ファイルの名前(例:XXXX.JPG)
添付ファイル ← 添付ファイルをロングバイナリーデータの形式で保存して下さい。
添付ファイル長さ ← 添付ファイルの長さをバイト単位で設定して下さい。
※ 添付ファイルの保存方法は、
http://www.ynsk.co.jp/nsk/knowhow/binfld/binfld.htm
の説明と同様にして下さい。
※ 添付ファイルを送信する場合のみ、送信メール添付W(テーブル)にレコードを作成して下さい。
・ Q_メール受信(更新クエリ)……このクエリを実行するとメールが受信されます。
※ メールユーザ(テーブル)の受信要求(フィールド)に
-1を設定したメールユーザが対象となります。
※ メールは、受信メール(テーブル)に保存されます。
添付ファイルがあった場合、受信メール添付(テーブル)に保存されます。
・ Q_メール送信(更新クエリ)……このクエリを実行するとメールが送信されます。
※ Autoexec(マクロ)などは作っていません。
各テーブルとモジュールの内容を設定して、直接クエリを実行して下さい。
・ B_POP3(モジュール)……メールの受信とデコードを行います。
※ このモジュールを実行するためには、作業用のフォルダが必要です。
B_POP3(モジュール)の中のコーディング
「Private Const BWorkDir As String = "c:\maildata"」と
「Private Const BWorkTempDir As String = "c:\maildata\temp"」で
作業用のフォルダを指定しています。
ダウンロードしたままの設定で操作する場合、
Cドライブ直下にmaildataというフォルダとmaildataフォルダのなかに
tempというフォルダを作成して下さい。
別のフォルダを利用する場合、フォルダの指定を変更して下さい。
「Private Const c_WorkDir非消去 As Integer = -1」というコーディングがあります。
-1のままだと、1メールごとに上記作業用のフォルダの中身を削除しません。
1ユーザのメールが複数あって、それを受信した場合、作業用のフォルダには全件分のファイルを残しています。
デバック時に1ユーザごとに受信すれば、中間結果を追えるので、有効なことがあります。
ファイルには、「mail1.eml」,「mail2.eml」.....などの番号を付けています。
ファイルと受信したメールを照合させるため、テーブルに保存したメールの「件名」にも番号を付けています。
0にすると、作業用のフォルダには最後の1件分のファイルしか残りません。
安定した運用段階に入れば、0にした方がディスク負荷は小さくなります。
・ B_SMTP(モジュール)……メールの送信を行います。
※ このモジュールを実行するためには、作業用のフォルダが必要です。
B_SMTP(モジュール)の中のコーディング
「Private Const BWorkTempDir As String = "c:\maildata\temp"」で
作業用のフォルダを指定しています。
ダウンロードしたままの設定で操作する場合、
Cドライブ直下にmaildataというフォルダとmaildataフォルダのなかに
tempというフォルダを作成して下さい。
別のフォルダを利用する場合、フォルダの指定を変更して下さい。
・ B_Winsock(モジュール)……ws2_32.DLLに関連するプロシージャ群です。
モジュール内に、コメント(説明)を書き加えました。
参考にして頂ければ幸いです。
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